中学受験しないママからのやっかみ?
子供が小さいうちも、どっちの子の成長がどうか、というのを気にするママもいて、公園内ではバリバリと確執があったという話もあります。
が、同じ公立の小学校に通い、似たり寄ったりの成績で仲のいい子供たち同士の仲の良かったママの片方が「うちの子、中学受験することになったの」と話をしたとたん「へえ~受験するなんてお金あるんだね」「私立に行くんなんてすごいね」「わたしたちとは違うんだね」などとやっかみ?を言われたり、直接言われなくても距離ができて嫌な思いをしたりすることは、ままあるようです。
しかしながら、これはお受験だけの問題ではありません。
人間社会はどうしても比較、競争に縛られていますので、似たような力を持っている相手、がその集団から抜きんでようとするとき、拒否反応や反発心が生まれてしまうのです。
そういうもんよ、とクールに捉えられるポジティブな方はいいのですが、必要以上に気に病んでしまったり、あんな人だと思わなかった!と他人を非難するようでは精神衛生上よくありません。
まずは、どんなに仲が良くても、いえ、近しい間柄だからこそ嫉妬や、やっかみが起きることを熟知しておきましょう。
たとえば、天皇陛下のお子様が私立に通われているからと言って嫉妬する方はほとんどいらっしゃらないのでは。
なので、相手のママが中学受験を考えていない場合、相手に少なからず衝撃を与えることになることをきちんと踏まえて、ママ友とつきあっていきましょう。
ただ、中には、「すごい!応援するよ!」「〇〇くんなら私立に行けるよ!」と手放しに応援してくれる、親友も存在します。
子供さんが受験で成長するように、ご両親も成長する時です。
人は人、自分たちは自分たち、相手がどうであろうと、自分たちの方針に沿って進めていく。正直である。そういった毅然とした態度が、相手の嫉妬を和らげます。
「お金は苦しいんだけど、〇〇が本当にやりたい勉強があるって言うから、チャレンジさせてみることにしたの」
「やるからには応援してあげたいんだ」
「今までみたいに遊べなくなるとは思うんだけど、遊べる時間も作ってあげたいんだ。〇〇くんは大事な友達だしね。だからよろしくね」
状況が変わろうと子供自身もあなた自身も変わっていないこともきちんと伝えましょう。
間違っても、中学受験する子供としない子供は違う、などという差別意識を持たないことです。
こういったご両親の感情を子供はそのまま受け取ります。他人を見下す、馬鹿にする、そういった気持ちで生きていては、どんなに成績が良くても、いい学校に行けても、幸せになることは絶対にありません。
同じ中学受験をするママ同士のトラブル
まず一番多く見られるのがライバル視です。
中学受験という同じ目標を持っているということで、お互いに励ましあい、情報を交換したり、手分けして学校説明会を聞きに行ったり、願書を取ってくるなど、助け合うこともできるのですが、当然ながらうちの子が落ちて〇〇君だけ受かったらどうしよう、という不安からくるものです。これも、そういうことがあるだろう、と予測しておくことで、あんな人だと思わなかった、と不用意なショックを受けずに済みますし、自分がそのようなメンタルに陥った時も、あーあ、人間て自分が一番かわいいのよね、と冷静になることができます。
そういう気持ちは自然なものなので、他人や自分が持ったとしても最低!などといたずらに責めたりせず、振り回されなければいいのです。
実際のところ、もし、自分の子供が受かって、ママ友の子供が落ちてざまあみろ、となることは、よほど関係がこじれていたり、嫌がらせを受け続けた場合などを除いて稀です。できるなら一緒に受かりたかったと思うのが人情です。
なので、受験期間中の一時の感情に振り回されないことです。また、ママ友と仲が良い場合には、ぶっちゃけてこの辺のことを正直に話し合ってみてもよいでしょう。
「〇〇くんだけ受かったら悲しいって思っちゃうんだよね。うちの子だけ受かっても悲しいし、やっぱり二人とも受かってほしい」
何でも話せるママ友達を作っておくことは、お互いにとってメリットしかありません。受験が終わってもずっと仲良くしていられます。
他の要注意なママ友
ネガティブなママ友
不安な時はだれしもあります。お互いの不安を話して、励ましあう、前向きに付き合っていける良い関係もありますが、自分でネガティブな感情をコントロールできないママ友は考え物です。一方的に何時間でも不安を話している、電話を何時間もする羽目になる……。この場合は適切な距離をとるしかありません。不安要素や恐れ、落ちたらどうしよう、などは考えても意味がなく、全くの無駄です。そして、多大なエネルギーを消費してしまうのです。
一方的な愚痴や不安の話がはじまったら、行かなければならないところがある、これからすることがあるので、と、切り上げましょう。
またこういった方は、話を聞いてくれる人だと思うと寄ってくる場合がありますので、はじめが肝心です。そうなの?良く分からないんだ。それよりここのパンケーキ美味しいね、などと話を切り替え、相手にしてもらえない人だというサインを送ることも大切です。
噂話ばかりするママ友
他の子供の成績をやたらと気にする方もいます。挙句の果てには「模試の結果、〇〇さんはどうだったのかしら、あなた知ってる?」などと間接的に聞き出そうとしてきたりする方は厄介ですね。
「知らないの」と切り抜けていてもいつもその標的にあってしまいますので、はっきりと自分の方針をお伝えしましょう。「人の子の成績を気にしてる余裕がないの」
実際それが事実のはずです。
「だって受験は競争でしょ? 気にならないの?」
「ほかの子ができてても、できなくても、うちの子ができるようになるわけではないから」
大事なのは、反応を相手に求めすぎないことです。
ママ友のトラブルは多く聞かれますが、圧倒的に多いのはコミュニケーション不足です。
相手から嫉妬や、やっかみを感じる時は、自分の状況を正しく伝えること。ライバル視されている時も、一方的な場合も、同じです。
もしかしたら同じ気持ちが自分の中にもあるかもしれない、と、相手を責めず、距離をおくようにしましょう。
あんな人だと思わなかった、信じられない、ひどい、などと自分で自分のテンションを下げ、痛めつけないこと。
子供は一生懸命勉強し、努力しています。本当に賢いママになりましょう。
