伸びる子と伸びない子の違い

勉強を面白いと思えるか思えないか

伸びる伸びないの違いについてですが、これは本当に簡単です。勉強が面白かった、という人で勉強のできない人はあまりいません。逆に、勉強が面白くなかったという人はやはり勉強ができなかった場合がほとんどです。残念ながら、このことをわかっていながら、勉強を義務化し、責任にし、プレッシャーにしてしまう場合が多々あるのです。

子供の潜在的な伸びる力は大変なものです。たとえば、大好きなゲームのキャラクターのことや攻略法などは大人がびっくりする記憶力を発揮しますし、複雑なルールも理解します。鉄道の大好きな少年が全国の鉄道を丸暗記し、車両の特徴まで詳細に説明できるというのもさほど珍しいことではありません。それが勉強に向いてくれればと思う親御さんも多いかと思います。そこで、それはいい加減にして勉強をやりなさい、と言ってしまうとどうでしょう。勉強は楽しいことをやめさせられる、嫌なこと、という風に刷り込まれてしまうのです。なので、楽しんでやっていることを思いきり肯定して、今どの辺なの?すごいね。○○まで行ったら気分転換に勉強もやってみない?という形で導くことです。

具体的には好きなことと関連させていきます。たとえば、ファンタジーアクションなどのゲームが好きなら、現実にもこんな王様がいたんだよ、と歴史へとつなげていく。鉄道が好きならば、地理がわかるともっと鉄道のことを理解できるよ。どの都道府県で利用が多いか統計を出してみようか、何年に作られたのかな。東京に鉄道が正式に走ったのは1872年、このころ、世界ではどんなことが起きていたのかな、などと興味のあることと出来るだけ関連させ、幅を広げていくわけです。

こういった幅広い知識や考え方は、のちに受験勉強をやるようになってから物事を関連付けて覚える脳の準備となります。

好きなことがある子はぐんと伸びる

上記にあげたような、一見勉強と関係ないことが、実ってくるのは数年後かもしれませんが、確実に成長する時期がやってきます。小学生の記憶力、思考能力の進化は目覚ましいものがあるため、数か月後かもしれません。小学校六年生の夏以降に飛躍的に成績を伸ばす子供たちは、勉強の中で思考する力を身につけ、ものごとを関連させられる記憶力を養ってきた子たちです。決まった時間に決められたドリルなどを勉強することが勉強ではなく、歩いているときに咲いている花で季節を知り、空の雲の違いに気が付くなど、日々の生活すべてが学びとなっていれば、自分で決め、調べ、実行する、楽しさを持って取り組むことができます。

伸びない子たち

残念ながら一生懸命努力しているにもかかわらず、どうしても伸び悩んでしまう子たちがいます。本人も親御さんも自信をなくしてしまったり、八方ふさがりとなってしまったり、育児書などを読んだところで、どの家のお子さんも個性が違うわけですから、あてはまらず、参考にならない。そういった時、信頼できるアドバイスをしてくれる教師はとても重要です

たくさんの子供たちを導き、能力を引き出してきた塾の先生や、プロ家庭教師などもそういったアドバイザーとなります。どうしても親御さんは客観的に子供を見ることができないため、袋小路に入り込んでしまい、必要以上に子供を厳しい目で見ていたり、あるいは見通しが甘かったりするものです。子供さんの持っている能力を客観的に評価し、向いている方向性や、その子ならではの効果的な学習方法を導いてくれる存在が必要です。同時に適切な目標設定や、強みにできる部分を引き出し、欠点を補う。成績が伸び悩んでいるからダメな子なはずはありません。その子に向いた努力のやり方を見つけていないだけなのです。

ことに小学生の可能性はとてつもないものがあります。落ち着きがない、忘れっぽい、そういった一見親御さんからしたら心配でしょうがない、ダメな子に見えてしまう子供の中に、無限の可能性が秘められているのです。そのことを引き出してくれる教師との出会いは、一生の宝となるでしょう。

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