受験日程をしっかり把握して全落ちを避ける

入試実施日はいつ?

志望校の入試を確実に通過できる実力を持ちながら、入試当日の体調、もしくは不幸な偶然が重なったり、緊張してうまくできなかったり、そんな起きてほしくないことはたまにあるものです。その経験も後でいくらでも取り返せる、そういった希望をお子様に持たせるのも親や教師の務めですね。受験は人生のすべてではありませんから。ですが、保険というもののありがたさと、多様な希望を持つ、夢は多いほどいいという人生経験も受験で学ぶことができます。つまり、学力、学校の特色、校風、立地含め、複数の志望校を作ることです。そこで重要となってくるのが入試のスケジュール管理です

同じ学校を複数回受験できる?!

東京都の私立中学の入試日は、東京私立中学高等学校協会によって決められています。
2018年を例にしますと、出願日は1月20日以降、入試は2月1日以降となっています。また、入学試験実施日は2月1日から4日までの4日間です。

国立大附属や難関校では入試が1回のみの学校がほとんどです。人気が高いあって、一度目の試験で合格者が決定するということもあります。 しかし、中堅、普通校では、2回以上の入試を行うことが多く、合格するまで2回、3回チャレンジすることができます。中には、同日の午前、午後と試験のある学校もあります。 同じ学校の試験ならば、前回の失敗を踏まえ、経験値も増えますので、試験の間に実力が伸び、見事合格、ということもあります。複数にわたって挑戦した受験生を優遇する学校もあり、学校説明会では優遇の条件、割合等、良く確認しておきましょう。優遇措置を行う場合、学校は事前に公表しています。そうでない場合は、回数での差は生じません。あくまで得点が合否の判断基準となります。

上位校、人気校は初日に集中する!

2018年の入試解禁日の2月1日はいわゆる御三家とよばれる中学の入試日です。
男子は開成中学校、麻布学園、武蔵中学校
女子は桜蔭中学校、女子学院中学校、雙葉中学校
いずれの中学校も試験は一回のみです。

その他2月1日の入試実施校

男子:広尾学園中学校、インターナショナルSG、早稲田中学校、早稲田実業学校中等部、早稲田大学高等学院中学部、海城中学校、渋谷教育学園渋谷中学校、など人気校が固まっていますが、早稲田中学校、渋谷教育学園渋谷中学校など

女子:渋谷教育学園渋谷中学校、広尾学園中学校、インターナショナルSG、早稲田実業学校中等部、吉祥女子中学校など

人気校でも二回試験を受けられる学校もありますので、志望校が決まったら試験の回数も確認しましょう。

女子ならではのサンデーショック!

1日が日曜日にあたる場合、ミッション系(プロテスタント系)の女子学院やフェリス女学院が2日に試験を実施するため、1日が実施日の桜蔭と併願が可能になるのです。
このことを、中学入試業界ではサンデーショックと呼んでいます。次回のサンデーショックは2026年です。


こんな盲点も…出願日から入学まではアッという間

願書受付開始から合格発表、入学締め切りまでほとんど時間がありません。
麻布学園を例にしますと

願書受付...........1月20日
願書締切...........1月25日
試験実施日........2月1日
合格発表...........2月3日
入学手続き締切...2月4日
と、二週間ですべてが決定します。

お子さんの健康ももちろんですが、ご両親もスピーディな対応が求められ、必要な書類作成が余裕を持って進められるよう前もって準備が必要でしょう。ことに、最近は共働きのご家庭がほとんど、忘れ物があるなどとった不備があった場合、迅速な対応が難しいのです。 試験に受かるための勉強も大事ですが、スケジュール管理含め万全の体制でのぞみましょう。
このため、日常のカレンダー、お子さんの学習スケジュールカレンダーとは別に、試験カレンダーを作り、何日までに何が必要、何をしておくべきかを明記することをおすすめします。



やることがたくさんあって頭が痛くなりそうですが、整理して白欄を埋めていけば、千里の道も一歩から、楽しみにもできる日程です。
親子ともども笑顔で合格の日を迎えられるようしっかり準備しておきましょう。

いずれにしろ、試験実施日はわずか4日間しかありません。
連日、複数の試験を受けるお子さんの負担は相当なものですし、願書を出す手間、試験代金がかかります。
下手な鉄砲も数うちゃ当たる方式はいただけません。お子さんの実力を客観的に評価できる教師と相談してどの学校を何回受けるのか、しっかり対策を立てていきましょう。

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